ノートPCの前でスマホをいじる人の写真

コロナの影響で自宅でのリモート作業に、「Teams」を使っている人が増えていますね。

チャットやWEB会議といった機能があり、自宅に居ながら他の社員とコミュニケーションが取れるのは非常に便利ではあります。

ところが、このTeamsの「状態表示」が原因で頭を悩ませている方も多いんです。

5分間PCを操作しないと、「連絡可能」→「退席中」に自動で表示が変わってしまう!

もちろんこれは他の社員に見られています。

ちょっとコーヒーを入れたり、トイレに行ったり、電話がかかってきて応対した場合など、5分程度ならPC操作をしない場合なんていくらでもあります。

ですが、職場によっては社員のいわゆる「さぼり」を厳しくチェックするところもあり、自分ではサボっていないつもりでも注意されてしまうことがあります。

そういった方のために今回、Exceclのマクロを使った『退席中』表示になるのを回避する方法について紹介したいと思います。

また、Excelマクロが制限されている方のために、マクロを使わないで退席中表示を回避する方法も教えます。

  • 【Teams】『退席中』表示回避マクロ
  • マクロ以外で退席中にしないようにする自動操作は?


【Teams】『退席中』表示回避マクロ

マクロの動作は簡単なもので、一番左上のセルと1段下のセルを行ったり来たりするだけの動きをします。

マクロの動作でも、実際にセルを選択するので、PCを操作しているとみなされます。

よってTeamsは退席中になることがありません。

では使い方の説明です。



1.マクロを有効にする

まずはマクロを有効にする必要があります。

※既にExcel上部のタブ欄に「開発」が表示されている場合は、この手順はスキップしてください。

  1. ファイルタブをクリック
  2. オプションを選択
  3. オプション画面の左の欄から「リボンのユーザー設定」を選択
  4. 右側に表示されている「リボンのユーザー設定」を「メインタブ」にする
  5. 右側に表示されている「メインタブ」欄で「□開発」にチェックを入れる
  6. タブに「開発」が表示される

Excelタブに開発を表示するオプション

Excelで開発を表示

開発タブが表示された状態

Excelの開発タブ

開発タブが表示されたら、次にマクロの準備です。



2.マクロの下準備

マクロを動かすボタンと、停止させるボタンをファイル上に作ります。

  1. スタートボタンの設置
  2. スタートボタンのプロパティを編集
  3. ストップボタンを設置
  4. ストップボタンのプロパティを編集

<詳細手順>

1.スタートボタンの設置

開発タブを選択し、下に表示された「挿入」を選ぶと「ActiveXコントロール」(下段)がでてきます。

その中の左上のボタン、「コマンドボタン」を選択します。

Excelマクロボタン

Excelシート上の好きな場所に、選択したコマンドボタンを作ってください。

コマンドボタンが設置された画面

コマンドボタンの設置

2.スタートボタンのプロパティを編集

設置したボタンをダブルクリックします。

するとプロパティ編集の縦長のウィンドウがでてきます。

その中から、

(オブジェクト名): cmdStart

         Caption: スタート

に変更する。

3.ストップボタンを設置

1と同じ要領で、もう一つ隣にボタンを作ります。(ストップボタン)

4.ストップボタンのプロパティを編集

設置したストップボタンをダブルクリックして、プロパティを以下のように編集します。

(オブジェクト名): cmdStop

         Caption: ストップ

に変更する。

できた状態の画面は以下の様になります。

スタート・ストップボタンが設置されたワークシート

Excelでスタート・ストップボタンを作成

ではマクロの中身のプログラムを作ります。



3.マクロの作成

こちらで作ったマクロを指定の場所に貼るだけなので、難しいことはありません。

ではその作成手順を説明します。

マクロ作成手順

  1. 開発タブを選択し、デザインモードをクリック
  2. スタートボタンをダブルクリック
  3. 出てきたウィンドウに指定のコードを貼付け
  4. Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)で保存して閉じる
  5. 保存したファイルを開く
  6. マクロを動かす!

<詳細手順>

1.開発タブを選択し、デザインモードをクリック

ボタンを設置したファイルで、Excel上部の開発タブから「デザインモード」を選択します。

2.スタートボタンをダブルクリック

次に設置した「スタートボタン」をダブルクリックします。

するとマクロを作成する画面がでてきます。

3.出てきたウィンドウに指定のコードを貼付け

出てきたウィンドウには既に、

Private Sub cmdStart_Click()
End Sub

が記載されているはずです。

これを以下のコードに書き換えて下さい。(コピペでOK)

Private Sub cmdStart_Click()
Dim x As Long

For x = 1 To 1000000000
Cells(7, 2) = “Running”

Cells(1, 1).Select
SendKeys “{down}”
Application.Wait (Now + TimeValue(“0:00:05”))
DoEvents
Next x
End Sub
Private Sub cmdStop_Click()
Cells(7, 2) = “Not Running”

End
End Sub

4.Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)で保存して閉じる

マクロを入力したExcelファイルを保存します。

保存の際、名前を付けて保存を選び、ファイルの種類を「Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)」に変更すること。

5.保存したファイルを開く

保存したファイルを一旦閉じて、改めて開きます。

6.マクロを動かす!

これでマクロが動かせるようになったので、スタートボタンをクリックしてみましょう。

カーソルがくるくる回りだすので、これで動いた状態となります。

A1のセルが選択された状態になり、5秒に1回、A2のセルに移動してすぐにA1に戻るという動きを繰り返します。

止めたい場合は、ストップボタンを何回かクリックしましょう。

マウスカーソルが元に戻ればマクロが止まった状態です。

これで、一時離席するときも作業に戻るときも、すぐにマクロを動作/停止することができます。

一つ注意することと言えば、マクロを動かしている間は常に一定量CPUを占有している状態になるため、バッテリー消費が多くなります。

電源(コンセント)ではなく、バッテリーで使っている場合はご注意ください。



マクロ以外で退席中にしないようにする自動操作は?

人によっては、PCにExcelが入ってなかったり、マクロが無効にされている方もいるでしょう。

そういった場合でも、別の方法で「退席中」を回避する方法はあります。

やり方は↓こちらの記事で紹介しております。

Teamsで『退席中』表示を回避するマクロ!退席中にしない他の自動操作方法まとめ

今回はTeamsで「退席中」にならないようにするマクロと、Excel以外の方法を紹介しました。

  • 【Teams】『退席中』表示回避マクロは、Excel上で2つのセル間を移動する簡単なもの
  • マクロ以外で退席中にしないようにする自動操作は別記事で紹介⇒

単にサボる為に使っちゃいけませんよw

あくまでサボっていると誤解させない為のものです、あくまで。。