オンライン飲み会などで今人気のアプリがあります。
それが「Spatial Chat(スペイシャルチャット)」です!
≪Spatial Chatを紹介するINTERNET Watch≫
【今週の人気記事】Zoom飲み会とぜんぜん違う! 「距離」をオンライン飲み会に導入する「SpatialChat」 「… https://t.co/gnpMtRH0w4 #facebook #twitter #spatialchat pic.twitter.com/GlpHKN5zur
— INTERNET Watch (@internet_watch) May 30, 2020
オンライン飲み会と言えば、ZOOMが主流ですね。
「Spatial Chat」とZOOMとの一番の違いは、参加しているユーザー同士の「距離」を設定できるということです。
アプリの画面内では、ユーザーは丸いアイコンで表示されて、画面内を自由に移動させることができます。
そして、ユーザー同士の距離が近ければ近いほど会話が聞こえるようになり、遠くなれば声が小さく聞こえるというものです。
特に10人を超える大人数でのオンライン飲み会では誰と誰がしゃべってるかわからなったり、同時に発言したりして会話しずらくなりますよね。
「Spatial Chat」はしゃべりたい人でグループを簡単に視覚的に作ることができる新しいタイプのビデオ会議ツールなんです!
ここではSpatial Chatの使い方や背景設定の方法、スマホでの使い方なども紹介しております。
- Spatial Chatの使い方
- Spatial Chatの背景設定方法
- Spatial Chatをスマホで使う場合の注意点
目次
Spatial Chatの使い方
ここではビデオ通話のためのチャットスペースの作り方から、ユーザーの招待方法、チャットスペースへの参加方法と、更にチャットスペースの内の機能について説明致します。
- チャットスペースの作り方
- 他のユーザーをチャットスペースに招待する方法
- チャットスペースへの参加方法
- 機能と使い方
【Spatial Chat】チャットスペースの作り方
まずは以下のリンクをクリックし、Spatial Chatのページを開きます。
“Create Space“をクリックします。
すると以下のウィンドウが出てきます。
≪「Create Space」(メールアドレスとルーム名入力)画面≫
“Your Email“の部分に、自分のメールアドレスを入力します。
“Space Name“には作成するチャットルームの名前を入れます。
ルーム名は5文字以上、ローマ字と数字・ハイフン(” – “)のみが使えます。
2か所入力したら、「私はロボットではありません」の☐チェックボックスにチェックを入れて下さい。
入れたら、”CREATE“をクリックします。
これで自分の入力したアドレス宛にルームへのリンクが届きます。
≪自分のアドレスに届いたSpatial Chatのメール≫
おい!
SpatialChatに新しいスペース “mark-10″を作成していただき、ありがとうございます。
次のリンクを使用して、スペースに入るだけでなく、友達を招待します。
https://spatial.chat/s/mark-10
スペース用に生成されたパスワード:
egnAy
スペースのカスタマイズ
スペースをパーソナライズするには、以下のSECRETリンクを使用してください。
https://spatial.chat/s/mark-10?password=egnAy
価格
-部屋には最大4人まで参加できます。
-あなたのスペースに最適なサブスクリプションプランは月額$ 49.99のスタンダードプランであり、部屋に最大50人の参加者がいるSpatialChatを楽しむことができます。
-大規模なイベントを主催する場合は、SpatialChat Proプランが最適です。詳細については、 営業担当にお問い合わせください
差出人は「Spatial Chat」になっていますが、受信ボックスに届いていない場合は、迷惑メールフォルダなどに行っている可能性があるので探してみて下さい。
私の場合はG-Mailを使っていますが、なぜか”プロモーション”のカテゴリのフォルダに入っていました。(?)
メール本文の一番上にあるリンク(この場合はhttps://spatial.chat/s/mark-10)をクリックすると、チェットのルームにアクセスできます。
最初に「Join with」と書かれたウィンドウが出てきます。
≪Spatial Chat「Join with」画面≫
音声だけでやり取りしたい場合は右のマイクのアイコン(Microphone only)を選択します。
ビデオ通話をしたいなら、左のカメラとマイクがあるアイコン(Camera and microphone)を選択してください。
次に、以下のようなウィンドウが出てきます。
≪ユーザーネームと自己紹介を入力する画面≫
ここで、”Full Name“の部分には自分の名前を入れますが、これは他のユーザーに見られるものなので、本名にするかニックネームにするかは考えて入力しましょう。
“about“部分には、自己紹介など伝えておきたいことなどを書いておくことができます。
別に何も書かなくても使えるので、空欄でもOKです!
入力したら、”Join Party“をクリック!
これで使える状態になりました!
≪Spatial Chatのスペースに入った状態の画面≫
【Spatial Chat】他のユーザーをチャットスペースに招待する方法
作成したチャットスペースに他の人を招待するには、作成時に送られてきたメールに載っているURLをクリックしてもらうだけです!
リンクURLをLINEなどのSNSに貼って送ってもいいし、Spatial Chatからのリンクメールをそのまま転送するのでもいいと思います。
【Spatial Chat】チャットスペースへの参加方法
招待された人がSpatial Chatに参加するには、チャットスペースのURLをクリックしてユーザー名を入力するだけです。
後はスペース作成者と同じように、ビデオ通話か音声のみか選べばチャットスペースに入室できます。
≪ほかのユーザーが参加した状態≫
Spatial Chatの機能と使い方
Spatial Chatでは、自分のアイコンを移動することで話したい相手の近くに寄ってグループ会話のような使い方ができます。
主な使い方は6つです。
- 自分のアイコンの移動
- スペースの移動
- マウスホイールでスペースの拡大縮小
- チャット(文字&スタンプ)
- 画像のアップロード
自分のアイコンの移動
自分のアイコンを移動して、特定のユーザーとだけ会話したりできます。
移動するには、自分のアイコンをドラッグするだけです。
≪アイコンをドラッグしてほかのユーザーのところに移動≫
相手のアイコンに近づくと、その人との会話の声が大きく聞こえるようになります。
他の人の声の大きさは、相手のアイコンの大きさに比例します。
※アイコンの直径が半分くらいになると、声はほぼ聞こえなくなります。
スペースの移動
アイコンではなく、空いているスペースをドラッグすることでチャットスペースを動かすことができます。
≪チャットの範囲を移動した画像≫
スペースの範囲は決まっているので、その範囲内であれば自由に画面を動かして周りのユーザーの場所を確認したりできます。
マウスホイールでスペースの拡大縮小
更にマウスのホイールを転がすと、スペース全体の拡大・縮小ができます。
大人数ならチャットスペースを縮小して遠目から見る状態にし、他の多くのユーザーの位置を把握しながら使うのがよいでしょう。
チャット(文字&スタンプ)
Spatial Chat使用中は、チャットで文章やスタンプを入力することができます。
≪Spatial Chatでチャットをする画面①≫
画面下にある吹き出しマークをクリックすると、文字を入力するフォームが出てきます。
ここで文字を入力すれば、自分のアイコンにチャットが表示されます。
スタンプの10種類ですが文字と同じように入力可能です。
≪Spatial Chatでチャットをする画面②≫
文字は200文字まで入力できるようです。
画像のアップロード
チャットと同じように、画像ファイルもアップロードしてほかの人に見せることができます。
画像をアップロードするには、画面下にあるアイコンの中から、上向きの矢印の形のアイコンをクリックします。
≪画像アップロード手順①≫
アイコンをクリックすると以下のようなウィンドウが出てきます。
≪画像アップロード手順②≫
このウィンドウに、アップロードしたい画像ファイルをドラッグ&ドロップします。
≪画像アップロード手順③≫
すると画像がチャットスペースに表示されます。
(上の画面では月の画像ファイルをアップロードしました)
※その時の画面の中央に表示されるようです。
画像の位置を動かしたり削除もできますが、サイズは変えられません。
アップロードした人がいなくなると、画像も消えます。
Spatial Chatの(バーチャル)背景設定方法
Spatial Chatでバーチャル背景を設定する方法は、映像加工ソフト「Snap Camera」を使って行います。
- Snap Cameraをダウンロード
- Snap Cameraを起動して背景を設定
- Google Meetを起動してカメラの設定で「Snap Camera」を選択
正直、バーチャル背景を使わなくても、表示される範囲が狭いので、ほとんど顔の部分しか映りません。
部屋が散らかっててもほとんどわからないので大丈夫かと^^
Spatial Chat用のバーチャル背景合成方法
Google Meetのバーチャル背景を設定する「Snap Camera」は無料ソフトです。
以下のサイトからダウンロードできます。
→Snap Camera<公式サイトダウンロードページ>
まずは” Download”のボタンをクリックします。
次のページで以下のチェックボックスにチェックを入れ、”Email: “と書かれた右側の空欄に自分のメールアドレスを入力します。
” 私はロボットではありません”にチェックを入れて、「DOWNLOAD FOR PC」をクリックするとダウンロードが始まります。
ダウンロードが終わり、インストール画面が出てきたら「Next」をクリック。
「Next」をクリック
「Next」をクリック
” Create a desktop shortcut”にチェックを入れて「Next」をクリック。
※デスクトップにショートカットを作りたくない場合は外して下さい。
「Install」をクリック
「Finish」をクリックして完了!
では実際に映像加工ソフト「Snap Camera」を使って背景を設定する方法を説明します。
Snap Cameraを起動すると以下のようなトップ画面が出てきます。
上半分の画面に、実際のWEBカメラで移った自分の顔が表示されます。
ここでは、自分自身の映像以外の部分の背景を設定したり、好きなエフェクトを付けたりすることができます。
今映っているのは背景だけを変えたもので、下のリストの一番左上のアイコンが選択された状態になります。
(”Space”と書いてあるので宇宙の背景ですね)
一部イスのカバーが映りこんでしまってますが、多少は、ねぇ^^;
手っ取り早く自分の顔も相手に見せたくない!
という場合はこんな映像にも加工できます♪
アイコンの左から4番目を選択していますが、背景が黄色一色で自分の顔は”Pickle”(ピクルス)に変換されます(笑)。
自分の動きに合わせてうねうね動いて楽しいので、試してみて下さい^^
自分の顔がアボカドになります。
種類はものすごくたくさんあって紹介しきれませんので、ぜひ自分で気に入ったものを見つけて使ってみるといいでしょう!
Spatial Chat用の背景ぼかし方法
WEB会議・ビデオ通話といったツールを使う場合、WEBカメラを使ってお互いの顔を相手の画面に表示させてやり取りを行うことが多くなります。
映っている全体をぼかして見せたい方は、Snap Cameraの”🔎Search Lenses”と書かれた検索窓に「Blur A7」と入力して検索してください。
出てきたアイコンを選択すると映像全体に強いぼかしがかかった状態にできます。
Spatial Chatにバーチャル背景を適用
Snap Cameraの設定ができたら、それをSpatial Chatで使ってみましょう。
インターネットの画面右上の設定(点が3つ縦に並んだマーク)をクリックして、”設定”を選択します。
その中の、”プライバシーとセキュリティ”の項目から、「サイトの設定」を選択し、「カメラ」をクリックします。
「設定」→”動画”タブを選んで、「カメラ」の項目から「Snap Camera」を選択します。
こうすることで、Spatial Chatの画面もSnap Cameraで設定した背景やエフェクトが適用されるようになります。
Spatial Chatをスマホで使う場合の注意点
スマホでもSpatial Chatを使うことができます。
スマホで使う場合は、専用アプリは無いので、ブラウザから起動する必要があります。
操作はパソコンでするのと同じ要領ですが、なにぶん画面が小さいのでアイコンも見ずらいですし、人数多いと把握できなくなってくるのが難点です。
「Spatial Chat」を使うなら、PCで参加されることをおそオススメします^^
Spatial Chatの使い方と背景設定方法・スマホで使う場合の注意点まとめ
ここまでで、Spatial Chatの使い方と背景設定方法、スマホで使う場合の注意点について紹介しました。
- Spatial Chatはメールアドレスとユーザー名の入力だけで始めることができる
- Spatial Chatの背景設定方法にはSnap Camaeraを使う
- Spatial Chatをスマホで使う場合は画面が小さいので見ずらい
これまで無料で使えていましたが、8月1日から有料になってしまったようです。
4人以下で使う分には無料のまま使えるみたいなのでお試しを♪