
台湾の「Serafim」社から、近未来感バツグンのキーボード「Serafim Keybo」が送り出されました!
≪Serafim Keybo発売を伝えるライブドアニュース≫
1000RT:【未来的】平らな面に仮想キーボードを投影できる「Serafim Keybo」発売https://t.co/0gPPDaGqtV
ピアノの鍵盤に切り替えることも可能で、ピアノ・ギター・ドラム・ベース4種類の楽器演奏を行える。 pic.twitter.com/co11k5sx47
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 8, 2020
プロジェクションマッピングキーボードとでも言うのでしょうか!?
超近未来的でかっこいいッッ!♡
今までもレーザー照射式のキーボードはありましたが、英字キーしか選択肢がありませんでした。
今回発売されたSerafim Keyboは日本語配列のキーボードを投影することができ、携帯端末で文章を入力するのに長けていると言えます。
ではこのSerafim Keyboはどういった原理で動いていてどうやって使うのでしょうか?
ここでは、
- Serafim Keyboの使い方と仕組み
- Serafim Keyboが使えない場所と入力ができない場合
についてまとめてみました。
目次
serafim keyboの使い方
使い方はいたって簡単!
- 本体の手前の平面に仮想キーボードをレーザー投影してキーにタッチするだけ
- 携帯端末のモバイルバッテリーとしても使える
スマホ・タブレットのキーボードとして使う
本体裏にある電源ボタンを長押しすることで電源が入ります。
電源投入後は本体の手前の平面に仮想キーボードがレーザー投影され、それをタッチすることでキーボードと同じ使い方ができます。
≪Serafim Keyboで平面にキーボードを投影した画像≫
もちろん文字を入力できるデバイスが接続されてなければ使うことができないので、スマホやタブレットが必要となります。
本体の役割としては、Bluetooth接続のキーボードと同じもので、bluetoothに対応したスマホ・タブレットと通信を行いキーボードの役割を果たすものです。
使う時にはスマホ・タブレットにSrafim Keyboを認識させる必要があります。
本体の電源を入れた状態で、スマホの設定画面からBluetoothの設定を行います。
↑こんなアイコンがあるので、これを長押しするとBluetoothを有効にできる画面になります。
Bluetoothの設定画面に、「Serafim Keybo」が表示されたらタップしてペアリングを実行します。
これでペアリングを行ったスマホ(タブレット)に、Serafim Keyboで文字を入力できるようになります。
モバイルバッテリーとして使う
もう一つの使い方としては、スマホやタブレットなどのモバイルバッテリーとしての使い方です。
このSerafim Keyboは、本体の真下にUSB端子があり、USBケーブルでスマホなどに接続することで充電したりもできるんです。
≪Serafim Keyboの底面(USB端子)を見た写真≫
本体自体がリチウムイオンバッテリーで動いているので、どうせならモバイルバッテリーとしても使えるようにしてしまえ!
ということでしょうか^^
serafim keyboの仕組み
Serafim Keyboの動作原理を簡単に説明します。
Serafim Keyboはどうやって指がキーをタッチしたのを正確に読み取っているのでしょうか?
それは非接触型のレーザー式レベルセンサを使っているからなんです。
Serafim Keyboは本体上部からキーボードの画像を投影するレーザーを射出しています。
同時に本体下部からは赤外線レーザーを照射することで、人の指がキーボードにタッチしたらセンサーで感知して文字が入力される仕組みになっているんです。
≪Serafim Keyboの2種類のレーザ照射口≫
重要なのは本体下から出る赤外線レーザです。
赤外線レーザの照射と同じ位置に光学センサが付いていて、赤外線の微小な反射光を読み取っています。
赤外線レーザが当たっているところに指が置かれるとそれによって赤外線が遮られ、反射光にも変化が表れます。
赤外線センサは出射光と反射光の位相差から、本体と物体までの距離を計算で割り出すことができるのです。
指が置かれた位置にキーがあれば、その位置を特定して文字が入力される、という仕組みです。
そのうえSerafim Keyboには2つの赤外線センサーが使われていて、認識速度が更に高められているのです。
serafim keyboが使えない場所や入力に反応しないときは?
Serafim Keyboはどんな場所でも使えるのでしょうか。
また、使っていてキーにタッチしても反応しないときはどうすればよいでしょうか?
- Serafim Keyboは凹凸の無い平面で使用する
- 本体センサー照射部の汚れや傷があったり本体と指の間に遮蔽物がないか確認する
まず、Serafim Keyboは平坦な場所での使用を推奨されているので、凹凸のある場所やゆがんだところでは使えないことがあります。
使っている時にキーにタッチしているのに反応が悪い、もしくは反応しない、といったことが起こりえます。
≪Serafim Keybo使用に関する問題点を挙げるツイート≫
うーん。Serafim Keyboをちょっと試してみてるが、アプリがすぐ落ちたりすぐ接続が切れたり反応が微妙だったりいろいろと難ありだなあ。おもしろいけど。
ひょっとしたら故障かもしれませんが、その前にまず本体下部のレーザー照射部分をチェックしましょう。
赤外線照射部に汚れや傷があるとセンサーがうまく機能せず文字入力ができなくなることがあります。
また、本体とキーボード(映像)の間に何かモノが置かれていたりする場合も、やはり赤外線の邪魔になるのでセンサで指を認識できなくなります。
本体をキレイにして平坦で遮蔽物のない場所で使うことが大事です。
Serafim Keyboの仕様
■Serafim Keyboの仕様
項目 | 仕様 |
充電時間 |
4~5時間 |
稼働時間 | 最大10時間連続使用 |
対応OS | iOS/Andreoid/Win /Mac/Linux |
通信規格 | Bluetooth4.0 /USBコード |
スタンド | スマホスタンド付き |
バッテリー | モバイルバッテリー として使用可能 (容量2000mAh) |
サイズ | 79 x 53 x 42 [mm] |
キーボード サイズ |
268 x 105 [mm] |
キー入力 所要時間 |
11.11ms以下 (約千分の11秒以下) |
投影角度 | 最大125度 |
キー数 | 78キー |
輝度 | 輝度調節可能 |
対応言語 レイアウト |
日本語、英語、中国語 スペイン語、ドイツ語 フランス語、アラビア語 |
投影されるキーボードの大きさは、268 x 105mmと小型のキーボードといったところ。
ん?このサイズは….
私が普段使ってるPC作業用のキーボードとほとんど同じサイズw
≪筆者が普段使っていたキーボード(279 x 124 [mm])≫
たまにスマホとBluetoothで繋いで文章入力に使ったりしてましたが、もうこれ持ち歩かなくてもSerafim Keyboだけあれば十分なんですね♪
小型といっても、キーボードってやっぱりかさばりますからねぇ^^;
本体のサイズはポケットに入るくらい小さいので持ち運びにはかなり便利です。
そしてキーの入力の所要時間を見ると、11.11ms以下!
実は今使っている(上の写真の)ロジクールBluetoothキーボードは、結構入力速度が遅く感じるときがあったりします。
(スマホとの相性なのかもしれませんが…)
打ってて一コマ遅れで文字がスマホに表示されることがあり、ちょっと使いずらいなと思っていました。
キー入力してから表示まで0.1秒以上かかると「遅れたな」というのが意外と認識できてしまいます。
Serafim Keyboはキーをタッチしてから文字が出るまでのスピードが約0.011秒以下なので、この速さならまず気になることはないと思います( ^-^)b
serafim keyboの使い方や仕組みと使えない場所・入力できない場合まとめ
今回は、Serafim Keyboの使い方と仕組みを解説し、使えない場所や入力ができない場合なども紹介させて頂きました。
- Serafim Keyboの使い方と仕組み
- 使い方は本体手前の平面に仮想キーボードをレーザー投影してキーにタッチする
- 携帯端末のモバイルバッテリーとしても使える
- Serafim Keyboの仕組みは赤外線センサでタッチした指の位置を読み取って文字入力している
- Serafim Keyboは歪んだ面や凹凸のある場所では使えない
- Serafim Keyboで入力ができない場合は赤外線レーザ部分の汚れや傷をキレイにして遮蔽物が無いことをチェック
今後は在宅ワークも進んで社用ケータイもスマホに置き換わっていく会社が増えていくと思われます。
業務メールもチャットでやり取りするようになれば、ノートPCを開かずに手っ取り早くスマホを使って仮想キーボードで文章打つ時代になるかもしれません。
スマホのフリック入力もガラケー時代からは考えれないものでしたが、これも同じようにいつか当たり前のように浸透していく時代になるんでしょうね。