
最近スーパー行ったら、珍しい魚が。
マンボウです!
≪鮮魚コーナーのマンボウの腸≫
あんまり魚の腸って売ってないよね、ってかマンボウって売ってるところ見たことないような…。
聞くところによると、緊急事態宣言で料理屋におろせなくなったから、一般販売しているとのこと。
マンボウの腸って別名「百尋」(ひゃくひろ)と呼ばれています。
“尋”ってのは長さを表す単位で6尺(=約1.8m)です。
つまり百尋=180mで、そのくらいマンボウの腸は長いということを表しているんでしょうね。
でも実際はそんなに長くありませんw
さて、
マンボウって検索すると、検索予測に「まん延防止」ばっかりでてくる世の中ですが、実は珍味として密かに人気があり、料理屋で出しているところもあるんです。
とてもおいしいので、もし買えた方のために、マンボウの腸の下処理から湯通し時間、調理法(レシピ)を紹介しちゃいます☆
- マンボウの腸(珍味)の調理法【下処理】
- ①マンボウの腸(珍味)の調理法【湯通し→酢味噌で刺身】
- ②マンボウの腸(珍味)の調理法【ニンニクの塩コショウ炒め】
目次
マンボウの腸(珍味)の調理法【下処理】
まずはマンボウの腸の下処理として、塩もみしてぬめりをしっかり落とします。
≪マンボウの腸を塩揉みでぬめり落とし≫
鮮魚店によっては、切り分けられていない繋がったままの状態で売っているものもあります。
そういう場合はよく洗っていないことが多いので、できれば塩もみ洗いを3回ほど繰り返しましょう。
もしくは、小麦粉を全体にすりこんで、それを落とすように洗うとぬめりと臭みが一気に取れるので、こちらもオススメです。
ぬめりがある程度取れたら、しっかり水気を拭きとりましょう。
≪キッチンペーパーでマンボウ腸を拭く≫
水気を拭きとったら、食べやすい大きさに切り分けましょう。
≪マンボウ腸の切り分け≫
ではここから調理に入りましょう!
①マンボウの腸(珍味)の調理法【湯通し→酢味噌で刺身】
1つは、湯通ししたマンボウ腸の酢味噌です。
≪マンボウ腸の湯通し酢味噌≫
鮮魚店の方のイチオシの食べ方なんだそうです。
(それは試さねば!)
マンボウ腸の湯通し時間
茹で時間は、2~3分といったところです。
多めの沸騰したお湯に、下処理したマンボウ腸を投入します。
≪マンボウ腸を沸騰したお湯に投入≫
少しすると身が丸まってきます。
マンボウ腸下茹→氷水
茹で上がったら氷水に浸して冷やした後、再び水気を拭きとります。
≪下茹で後氷水に浸すマンボウ腸≫
酢味噌を付けて頂く
水気を拭いて皿に盛り付けたら、酢味噌に付けて召し上がってください。
≪マンボウ腸を酢味噌で食べる≫
牛ミノのような弾力のある肉感で臭みがなく、コリっとした歯ごたえが楽しい♪
腸って言うけど、ホルモンのようなグニャっとした感触じゃなく、ん~・・、タコやイカのボイルに近づく感じ??
ホルモンみたいなしつこさや重たい感じじゃなくて、あっさりした感じ。
とにかく適度に弾力と歯ごたえがあり、噛むたびにほのかな甘みがでて、酢味噌とマッチするんですよ(*´Д`*)
そして酒に合う(^~^)
なるほどファンになるw
②マンボウの腸(珍味)の調理法【ニンニク塩コショウ炒め】
もう一品は、ニンニクの塩コショウ炒めです。
≪マンボウのにんにく塩コショウ炒め≫
下ごしらえしたマンボウ腸に、塩コショウ(適量)・酒(大匙1)・ニンニク3欠片すりおろしを混ぜてなじませます。
≪マンボウ腸下味付け(にんにく・塩コショウ・酒)≫
よく混ぜ合わせたら、1時間ほど置いて味をしみこませましょう。
1時間置いたら、フライパンで炒めます。
≪マンボウ腸をフライパンで炒める≫
中火で片面2分ずつ程度炒めます。
炒め終わったら皿に盛り付けましょう。
≪マンボウ腸の炒めもの(完成)≫
感想は・・・
うんめぇ!!
うんめぇぇええええええっっ!!!(゜∀,゜)
ニンニクの風味と塩加減に、油が染み出る肉質っ!
こっちは「ビール持ってこいっ♪」ってやつですw
ホルモンはこれでもかってくらい噛まないと呑み込めないけど、マンボウは同じような弾力がありつつ、適度に噛み切れるから食べやすい♪♪
当然噛むたびに旨味が口いっぱいにあふれ出る¥
そして野生の臭みが少ないから、とにかく食べやすい!
あ、やばい!リピートしたい・・・
まだ売ってないかな..。
マンボウの腸(珍味)の調理法とレシピ・湯通し時間まとめ
今回は珍味であるマンボウの腸(百尋)の下処理や湯通しなどの調理法やレシピを紹介しました。
- マンボウの腸は塩もみか小麦粉で水洗いして下処理をする
- マンボウ腸の酢味噌は湯通し2~3分後氷水でしめて酢味噌食べる
- マンボウ腸をニンニク塩コショウで炒めてもウマイ
緊急事態宣言で飲食店には気の毒ですが、おかげで珍しい食材を食べることができました。
値段は100gで200¥程のマンボウ腸でした。
(酢味噌付き)
食材は無駄にしないっ!