またしてもけしからん事件が起きてしまいました!
兵庫県神戸市にある神戸赤十字病院で、
保管されていたマスク6千枚が盗難されるという報道が飛び込んできました。
事件が発生したのは2020年2月13日で、病院3Fの機械室に保管されていたとされる1箱50枚入りのサージカルマスク30箱が入った段ボール4箱がなくなっていたのです。(サージカルマスクは簡単に言うと医療用のマスクです)
マスクの数量にしてその数なんと6,000枚!
被害総額にして4万円相当といわれます。
機械室は施錠されており、限られた職員しか入ることができない状態だったといいます。
一体犯人はどうやって鍵のかかっていた部屋に侵入して大量のマスクを奪っていったのか?皆さん気になるところかと思われます。
- 犯人は一体誰なのか?
- 鍵のかかった部屋にどうやって侵入したのか?
- 誰も盗難に気付かないってことは機械室ってかなり死角にあるのかな
今回はこういった疑問を解決すべく、神戸赤十字病院マスク6千枚盗難の犯行現場である3F機械室の場所を調査し、見取図から犯人を推測してみたいと思います!
目次
マスク6,000枚盗難事件の現場
まずは事件の舞台である神戸赤十字病院の場所を見てみましょう。
神戸赤十字病院の場所
住所:〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目3−1
6千枚のマスクが保管されていた3F倉庫の場所
問題のマスクが盗まれた現場を見ていきましょう。
ニュースでもこの話題が取り上げられており、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
ニュース映像から3F倉庫の場所を見取図を使って特定
さて、この映像の中で病院の3F部分がクローズアップされた場面がありますね。
ここが問題の現場、機械室になります。
今度は病院の全体写真(外観)を見てみましょう。
先ほどのニュース映像と照らし合わせると、写真の左の方にある白い煙突のような部分がニュースで流れた場所になるかと思われます。
その先にある3階部分の部屋が機械室でしょう。
今度は病院内のフロアマップを見てみましょう。
出典:神戸赤十字病院
マップの上側が病院の正面入口側にあたるので、ニュース映像の場所は下側(赤矢印の部分)であるとわかります。
場所は正面入口とは反対側の壁側の部屋になります。
窃盗犯は誰か?
では一体マスク6,000枚を誰にも気づかれずに盗んだ犯人は誰なのか?
先ほどの見取図から機械室はフロアの端っこであるとわかります。
病院関係者・および患者は普段寄り付かない場所かと思われます。
機械室の他は、OP(オペ室)・ICU(集中治療室)・健康管理センター・研修室となっており、一般患者はうろついている場所ではなさそうですし、病院関係者でも忙しく動いていてなかなか細かいことに気づかないかもしれませんね。
ポイントは、
- 機械室には鍵がかけられていたこと
- マスクは6,000枚という大量の数
- 大量のマスクが機械室に保管されている事実を知っている人間
であるという点になります。
機械室には当時鍵がかかっていたことから、鍵を自由に持ち出せる人間、つまり病院内部の犯行である可能性が出てきます。
鍵は普段病院関係者しか触れない場所に保管しているでしょうから、持ち出しても不自然に思われないような人物が想定されます。
また、マスクは6,000枚という膨大な数です。
段ボール4箱分と書いてあり、持ち出すのは容易ではないはずです。
一度に持ち運ぼうとすると段ボールのままでは勿論目立ちますし、たとえ全数箱から出してマスクをぎゅうぎゅう詰めにしてバッグか何かに入れ替えたとしても、相当のボリュームになるかと。
その点考慮して、段ボール箱を院内で運んでも怪しまれない、若しくは複数回に分けて持ち出せるのは内部犯である可能性が高いとみることができます。
そもそも機械室に保管されていることを知っている人間=関係者というのが有力ですからね(-_-)
外部の犯行も決してゼロというわけではありません。
コロナウィルスが流行してマスク不足が騒がれている現状で、転売目的でどうにかマスクを調達しようとたくらんでいる人も多いようです。
ひょっとしたら脇の甘そうな病院に探りを入れて、隙を見て忍び込み奪っていったということもあるかもしれません。
まとめ
ここまでで神戸赤十字病院で起きたマスク6,000枚について、犯行現場の3F機械室の場所と犯人像についてまとめてみました。
- 6,000枚のマスクが盗難された3F機械室の場所は病院裏口側(正面入口の反対側)フロア端の部屋
- 犯人は病院関係者内部の可能性が考えられるが状況により外部犯の可能性もゼロとは言えない
マスクの転売は許せませんが医療に必要なものを盗むのはもっと許せません!
一刻も早い犯人逮捕を願ってます。